10周年

やっと、聴いたー。

LIFE(初回生産限定盤)

LIFE(初回生産限定盤)

他の人の感想読んだりとか、インタビュー読んだりとかできていないので*1、素直に自分が思ったことを書きますけど。はじめに銀の匙のオープニングでワンコーラス聴いたときの印象が「えっ、何このすごい志村っぽい曲!」ってことで。今までも新体制のフジファブリックを聴いてて、「すごくフジファブリックぽいなぁ」って思うことは何度もあったし、それまで「フジファブリックぽさ=志村ぽさ」と思っていたけど、思っていた以上に3人が「フジファブリックぽさ」の大きい部分を担っていたのかもしれないなぁ、っていうのは新体制になってから思っていたんですけど、「LIFE」聴いたときの感覚って、それまで感じた「新体制だけど、全然フジファブリックじゃん」ていうのと、違ったんだよなぁ。言い方悪いんですけど、もし、新体制一発目でこんな曲が出されてたら、ちょっと引くくらい志村っぽく感じた*2。で、CDで聴いたら、やっぱり何とも言えないフジファブリック感。なんだこれ、なんか、わかんないけど、泣けるわー。新曲聴いて、志村がいたときのことを鮮明に思い出すっていうのは、今までなかったことでした。すきだなぁ、LIFE。
今回、タワレコオンラインで注文していたので、スムーズにCDを手にできると思っていたのに、いつもはポストに投函してくれるはずが、今回の配達員さんはご丁寧な方だったのか不在票が入っていて、全然受け取れないという若干のミスがあり、なんらかのサプライズがあるということは知ったものの、その先はネタバレ回避しようとしたけど、結局水曜日になっちゃって、公式発表になっちゃって、という流れ。DVD発売を聞いて、単純に「DVD化やったーー!」とは、あんまりならなかったんですけどね、なんでだろう、その時は。でも、この10周年というタイミングで志村時代の映像作品を、しかもレコード会社移籍してて色々大人の事情もある中でリリース決定というのは、嬉しいことだよなぁ。志村のことがあって、それから新体制のフジファブリックが前向きに活動すればするほど、いつまでも志村のことばっかり言ってちゃいけないのかなぁ、とか思っていたし、今のチームフジファブリックの中で志村の存在感ってどんな感じに捉えられているものなのかなぁっていうのは、全くわからないところであったので、今回のリリースが決まったことで、あぁ、まだまだ志村のことをたくさん思ってても大丈夫なんだよねって思えたところはあります。
別に、志村がいたころがよかったとか、あの頃と比べて、っていうことでは全然なくて、あの頃のフジファブリックと、今のフジファブリックとは、地続きなんだよな、っていうことです。
EMI今村さんのスタッフブログがすごく良い。

*1:だから、見当違いなこと言ってても大目に見てね、という言い訳

*2:あくまでも個人の感想です