おつかれさまの国

実家に帰っておりました。
私的内容かつだらーっと長いので、たたみます。

先週祖父が亡くなったので、急きょの帰省。嵐はキャンセルで…。やっぱり縁が無いってことなんでしょうなぁ。でもドタキャンしてしまったのに、次に行く人が秒で決まってたので(秒は大袈裟だけど、)やっぱり嵐ってすごいなぁと関心しつつ。
闘病中でOVER90の祖父だったので、いつ何があってもおかしくないというのはずっと覚悟していたものの、頭ははっきりしてたし、体調が悪いと聞いた後に驚異の回復を見せるということが何度もあるような、不死鳥のような人だったので、これは100歳まで生きちゃうんじゃない?!なんて楽観視もしていました。それなりに覚悟もしていたつもりだったので、それほどショックも受けないんじゃないかとも思っていたし。
でも、違ったかなぁ。やっぱりお別れって悲しいものなんだなぁって、思いましたねぇ。祖父は私の実家で同居していたので、地元時代の思い出の片隅には常に祖父の姿があって、それが当たり前だったので、お別れするのはすごく淋しかったです。集まった親戚であったり、看病で大変だったはずの実家組の私の家族も悲しんでいて(もちろん、家族に見守られながら天寿を全うした上でのお別れだったので、笑いあり、涙あり、飲みすぎあり、という感じでしたが)、その様子を見て「じいちゃんは幸せだなぁ」というのもすごく思いました。
私がすべきだった孝行ってのは、花嫁姿を見せてあげるとか、ひ孫を見せてあげるとかだったんだろうなぁと思うので、何もじいちゃん孝行してあげられなかったなぁ。近しい人間が亡くなるという経験をあまりしたことがなかったので、色々と勉強になったというか、新しい感情を知ることもできたというか。うん、自分が悲しい気持ちとか淋しい気持ちというのを経験すると、誰かの悲しい気持ちだったり淋しい気持ちを知ることもできるような、そんな気がしました。そして、人の優しさに触れて、誰かに優しくしてあげたいなぁとも思いました。昔、「何で、人にやさしくしなきゃいけないんだろう?」って思ってた時期があったんですが(なかなかのへそまがりですよねぇ)、優しくされるとすごく嬉しい気持ちになる、それだけでいいんじゃないか、って。
良いお年頃だというのに、いまいち結婚願望も無く、自分の為の楽しいことだけ楽しみながら気楽にやってますが、やっぱり人と強い絆を紡いでいく大切さだったりっていうのを考えさせられて、今のままじゃイカン!!とも。頑張らねばなぁー。
つうわけで、楽しみにしてたCDジャパンフェスには参戦できなくなってしまったのは残念なんですけど(四十九日がかぶる)、家族と年末年始はのんびり過ごそうと思いますー。