ゆきどけ

雪がどんどん溶けてゆきます。今この瞬間、季節が変わっていこうとしてるんだなぁと思わされるな。一つ季節が終わっていくよ。
ここ2ヶ月、自分の心の動きというか、精神状態というか、そういうのがゆるやかに変わっていくのが自分でも手に取るようにわかってて。最初に受け入れられない期があって、フジファブリックを聴けない日々だったりして、そこから、毎日泣いてる時期があったり、早く前向きになりたい、いっそもう考えないようになりたい、という時期があったり、自分は自分の生活を前向きに頑張ろうと、心がける時期があったり。まぁ結構低ーーいとこでわずかに浮き沈んでたんですけど。人間て本当、単純だなーって…というか、私個人がすごく単純だなーって思うけど、ちょっと嬉しいことがあって、それがちょうど2ヶ月経った日のことで、そこでまた一つ自分の心のモードが変わった感じで。



桜の季節

桜の季節

そこで、逆に2ヶ月、ずっと志村のことばっかり考えてた自分に改めて気づかされた。志村は2010年を知ることなく、志村は次の春を知ることなく、いなくなってしまったんだなぁって。でも、今、冬が終わったら、そういう気持ちと一旦区切りをつけられるような、そんな希望が見えたのです。まぁ、嬉しいことって、本当ーーに小さいことなんだけどね。他人には伝わらない程度の。でも、きっかけって小さいことだったりするでしょ。でも、それが自分の望んでいることなのかというと、本当はそうじゃないとおもう。
もし、前向き選手権があったら出場したいくらい、基本的に楽天的なタイプで、精神的自然治癒力も比較的高い方な、前向きといえば聞こえはいいけど、単に自分の都合が良いように解釈しながら生きてくだけの能天気お気楽野郎な私なので、前向きモードになったら、どんどん元気になってしまいそうで、それが逆にこわい。負の気持ちを持ち続けながら生きてくのは、楽な方に逃げてしまいがちな私には難しいんだよね。でも、志村がいなくなったのが、平気な自分になんて、なりたくないんだよな。
っていう、時期です。