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色々と思い出しますけど、この日に私たちは志村とお別れをしたわけではないから、それを知って、衝撃を受けた自分のことっていうのが、この時期の思い出としては強くて。
それまでの私は、昨日と同じように今日がやってきて、今日と同じように明日がくるということが当たり前だと思っていたんだけど、それが全部崩れたのがあの日*1だったのだとおもう。自分が大好きで、自分の日常の中に存在してたバンドにこんなことがあるなんて、ってなかなか実感が沸かなくて、それまでのことが夢だったような、それが夢だったような、そこからが夢なような、変な感じもあって。
12月24日に過剰に反応していた頃もあったと思うけど、私にとって志村は、死んじゃった人ではなくて、生きてた人っていう感覚*2なので、12月24日だからどう、っていうのが年々薄くなっている感じはある。そう思ったときに、志村のことも、他のメンバーのことも、遠く感じたりもするんだけど。うん、今日に限らずいつも思っているってことなのです。
志村がいなくなってからのフジファブリックは、ほんとに想像をはるかに上回って期待に応えるというか、良い方向に進んでいると思います。あのとき絶望していたいろんなことが、今のフジファブリックによって救われている。こんなに、人って前に向かって進む力があるのだなぁと思う。

まいにちは、つづくのだ。

*1:知ったのは12月25日だったのですが

*2:同じことに思うかもしれないけど、私にとって志村の最重要トピックは、死んじゃったことでは決してないのです。